ここは道幅が広くて
ひとが多くなくて
舗装が行き届いている。

豊洲市場以外、何もない。
似たような人も歩いてない。
わたしは「新品の東京」と呼んでいる。

海風が心地よくて
晴れた空がとても似合うところ。

早咲きの桜は4月の2週目で緑の葉をつける。
そういえばふるさとの友達は
昨日桜マラソンを走ったらしい。

わたしのふるさとも何もない。
アンコウが美味しくて
魅力的な訛りがあるくらい。

母とベンチでアイスコーヒーを飲んでたら
私はこの街でずっとこうしていたいと思った。

ふるさとに似ているけれど寂しい色のない
夜になるとキラキラひかるこの街が好き。

私は君と好きな環境が一緒だ。

何もない
海だけがある
たのしい友達がいる

でも私は君と関わると泣きたくなるの。
嬉し涙で終わってたら綺麗だったなぁ。

寂しい色をしたふるさとと同じきもちになるの。

もう光って見えない。
あんなに好きだった海が。
それなのに

こんな寂しい気持ちも忘れてしまうのだ。

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私が暮らすところ

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投稿日:2019/04/08 22:25:45

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

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