鼻につく匂いを越えて
辿り着いた白いハコ
いつもと違う風景に
無意識に呼吸を忘れた。
上がった息と閉じられた瞳
それでもまだ、大丈夫だと叫ぶ脳を
遮断して不自然な笑みを落とした。

空から落ちる雨粒が
瞳の奥から頭に響き
思考を現実に引き戻す

去りゆく昨日を覚えていますか?
過ぎ行く毎日を愛していましたか?
消えゆく明日の炎の灯火に
終焉の鐘が聞こえているよ
キラリと光って 心に落ちる
最後の想いは 掬えない。


無機質な空間にのまれた感覚
響く吐息は気がつけば
鈍色の空に消えていた。
停止する身体は重くて
震える指だけ動かした
1人が怖い子供みたいに
何も出来ない無力の自分。
急げ、急げ。と心臓だけが
自分に大きく響いていた。

生暖かい水たちが
不自然に世界を滲ませて
思考回路さえ消してゆく。


昨日の私を覚えていますか?
私の事を愛していましたか?
今消えようとする終焉の鐘に
胸の奥がヒリヒリと熱い。
目前の今に生暖かい雫が落ちる
最期の想いはどこにある?


最期の一瞬は突然で
何の気なしに訪れる。
呑み込まれてる時間、止まらない今。
その手のひらの温もりも
最期だなんて、知らなかった

ありがとう、じゃ足りなくて
伝える言葉は見つからない
だから今はこの温もりを
忘れないように手のひらを握るから

昨日や私を忘れたとしても
私が全てを覚えているから
世界や今を愛せなくても
かわりに私が愛していくから
明日も、来年も、何年先でも
私が想いを紡ぐから


最期の最期に滲む世界に
映ったあなたのその顔は
少し痩せてしまっていたけれど
やっぱりいつものあなたでした。

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最期の想いウタ

最期の瞬間に思うのは、あなたが幸せだったかどうかで。

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閲覧数:83

投稿日:2014/06/12 22:39:12

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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