「ねえ、ミク姉。テストって何が出た?」
あたしはこの気だるさを紛らわしたくて、やけに真面目な顔でノートとにらめっこしているミク姉に問いかけた。というのも、明日、あたしは定期考査というどの学生も一度は味わう試練がある。あたしは落書きだらけの教科書を引っ張りだして、ぺらぺらとページを捲ったところまでは良かったものの、さらっと読んで飽きたところだ。それでも他にやることもなく、退屈で欠伸を噛み殺した。
「そうだなあ、むずかしいのがたくさんでたよ」
ミク姉は顔を上げて、あたしを見てそう答えた。そりゃあ、難しいでしょうよ。簡単な問題なんか出るわけないもん。とあたしは唇を尖らせてそう言えば、ミク姉は苦笑した。やらなくちゃいけない、やりたくない。そういう使命感に逆らいたくなるのがお年頃というものだもの。だからしょうがない、うん。あたしは自分で適当な言い訳を取り繕って、教科書に新しい落書きを付け加え始めた。ミク姉はまた顔を下に向けて、かわいいシャーペンとシンプルな消しゴムを駆使しながらノートを黙々と制作している。
「リンちゃん」
「なあに、ミク姉」
「テスト頑張ったらクレープおごってあげる」
ミク姉は顔を下に向けたまま、そう言った。あたしと言えば、きょとんとして視線をミク姉に向けた。ほんと?と弾んだ声でそういえばテストでいい点とったらね、と悪戯っぽく答えが帰ってきた。もやもやとした頭にやる気がみなぎってくる。さっきまでの気だるさはどこに。あたしは今度はノートを引っ張り出し、気合を入れるようによしっと声を上げた。ミク姉の笑い声がする。
「この前出た、オレンジのやつがいい」
「いいよ、じゃ、頑張ってね」
あたしの思考はクレープと、目の前の方程式に向けられた。
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