ずっと一緒だよ その言葉に嘘は無いけれど
最初に離れたのは そう僕からだったね


この世に一緒に生れ落ちた日から
いつだって僕の一番は君で
君の一番は僕だった

何をするにも傍に君がいて
同じ感情を分かち合っていた
僕の大事な片割れ


だけどね、今はゼロの僕らの距離だって
大人に近づく度に広がっていくんだよ

君は誰かのお嫁さんに
僕は誰かのお婿さんに

当たり前の別れなのに
君の隣が僕以外なんて
想像すら出来ないよ


だから、僕は逃げ出したんだ
時間という見えない糸で
いつか、二人が引き裂かれるならば

ごめんね
いつまで経っても弱くって
君を不安にばかりさせてさ

これは僕の我が侭
離れていく君の背中に、手を差し伸ばせ無い
臆病な未来の僕が、今の僕を責め悩ますんだ

ごめんね
身勝手だとわかっているのに
自分の気持ちばかり押し付けて


寂しそうな君の横顔が
目蓋の裏から離れないよ

誰よりも傷つけたくない君を
一番傷つけたのは僕自身だなんて
信じたく、無いよ…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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双子の別離

精神的にとてもシンクロしている双子は人生のどの辺りから、精神的にお互いが完全に別物になった!と感じるのかな~と、鏡音ツインズを見ていたら妄想していました。

やがて訪れる別離の前に自分から逃げてしまう少年を、レン視点で殴り書いてみました。

うん、自分って文才無い(←って事は理解できました。)

閲覧数:125

投稿日:2008/12/20 20:49:29

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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