灯りの消えた 誰もいない世界
時計がAM2:00を指した
「まるで王様みたいだね」と微笑む君に手を引かれながら
「僕らのオリオン 探しに行こう」
もっと高くまで登ればその分掴みやすそうだなんて
馬鹿みたいな冗談ばかり
でもね、きっとこの心は
絶えず そんなあなたを探すのでしょう?
「今夜は月が綺麗ですね」
そう言って小さく笑いかけた
あんなに綺麗に輝くのは照らしてくれる光があるから
「今夜は月が綺麗ですね」
私もあんな風にいられたなら
一人では輝けない私はそっと星に願いを込めた
光の射す方へ それはあなた
宇宙の海に放り出された 六等星の迷子
孤独の夜に震えていた私を見つけ出してくれた
綻ぶ頬と緩む目尻が 心の場所を教える
あなたと私 その間で煌めいて
だけど目に見えなくて
きっと世界平和なんてこないよ
君のことを想うたびそんな気がしたの
どれだけ癒えない傷があったとしても
あなたと共に過ごした記憶が
生きる 生きる そう叫んでいる
この夜の向こうにはどんな明日が待ってる?
「今夜は月が綺麗ですね」
夜空に届きはしなかったけど
隣で微笑む私だけの消えないオリオン
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