樹々を擦り抜けて吹き付ける
風の冷たさに身を震わせ
開けた視界に映る夜の湖
漣が仄に響く

数多に煌めく星明り
月の無い空に瞬いて

腕を伸ばしても何も摑めない
空迄は遥か遠く――

湖面に広がる輝きに
一筋の雫 頬伝う

湖に浮かぶ星――「空が落ちてきた」
双手で掬い上げて
宙へ解き放ち 舞い上がる飛沫
身を流れる

「此の儘、沈んでゆこう――」
醒めない夢へと

飢えを満たす為 奪い合う命
繰り返される過ち

生まれ落ちた場處 姿だけで
何も彼もに縛られる

日々過ぎる毎に穢れを感じる
如何すれば 赦される?
何れは私も誰かに消される
「それなら――」

空へ昇れない 星にはなれない
唯 堕ちてゆくだけ
願い事だけを 胸の裡に秘め
沈んでゆく

身を切る痛みも 苦しみも現世の仮初め
「湖の向こうにも空は在るのでしょう?」

――深く揺蕩う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

うたかた

自作曲用の歌詞です。詳細は曲の説明をご参照いただけたらと思います。

曲はこちら→http://piapro.jp/t/5MX3

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閲覧数:396

投稿日:2015/01/31 22:59:00

文字数:376文字

カテゴリ:歌詞

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