おとぎ話の終りに
(口笛の前奏、3~4歳くらいの女の子の笑い声)
「もっとおはなしをしてよもっと」と
私の顔に手を差し出すお前
私は話をやめることが出来ずに
また、静かに語りだす
春の日差しがおまえを照らし
話の終わらぬうちに眠りこけるおまえ
栗色の髪が
黒くなりはじめたころ
セーラー服におさげして
母によく似た笑み浮かべ
私と初めて出会った時の
彼女をお前に重ね見る
時々見せる憂いの顔に
女性の香りを漂わせ
そのたび心が
締め付けられる
明日には帰ると届いた手紙
「お知らせすることがあります」と
そろそろだとは思っていたが
こんなにはやく訪れるとは
あの娘の心をとらえたやつは
いったいどんな男だろうと
しらず、涙が
あふれ出て止まらない
娘よ
ひかりの中で輝いていた
私の話に目を輝かせていた
お前はもう居ない
明日には私の手を離れ
羽ばたいてゆく娘よ
これからはお前がお前の子供に
おとぎ話を聞かせて行きなさい
私のお話は、これでお・し・ま・い。
(女性の声で「じゃあねぇ、ここからはあなたがお話ししてくれる?」
女の子の声で「えぇ~、やだぁ~、もっとお話ししてぇ~、お願い、ね?」 というセリフだんだんフェードアウトしながら
かぶせるように前奏と同じ口笛が小さくフェードインしながらまたフェードアウトして行く)
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