絹の帳の向こう
捧ぐ身体は白雪の様
色彩の毛織羽織る貴女
美し麗し瞳甘く濡れ


嗚呼小鳥のやう
小さく啼いては抗う腕


栗ノ花咲き誇りませう
私は貴女に焦がれる身
真つ赤な唇寄せるは 愛玩の髪
繰り結いなぞらふ指先は
我が恋連なる為の証



絶頂を迎ゑ爪は天井
愛し貴女の頬は紅色
泪に濡れし睫毛の
小さき雫を拭ふ時


嗚呼花のやう
気高く強き茎は枯れず


栗ノ花咲き乱れませう
貴女を想ひ達する
幾夜も同じ遊戯 其れは器のやうに
満たし満たされ溢れ出る愛欲
我が恋伝われども叶わず



繋がることは出来ません
何故なら私達は百合
子を宿す事も孕む事も赦されず
神に背いた罪逃れる為
共に身を投げる戒めを


嗚呼組まれた指に浸食するは
死へと誘う水ノ泡

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

百合心中

同性愛 エロテヰツク

閲覧数:165

投稿日:2009/04/22 21:16:24

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました