揺れる一片 淡い記憶
遠くで聞こえる空の音
風は知る 高鳴る鼓動と夏の色

跳ねる水音 青の波間に
寄せては消える砂の文字

静かに響いた夜のさざ波
星降る夜空に開いた花火

過ぎ去る夏を夢に向かって
ペットボトルが駆けていく
汗と涙を軌道に乗せて
力の限り進んでく
いつか輝く星に変われと
夢見て願った流れ星


ぼやける視界と甘い声
近くで弾けたシャボン玉
黄昏れて 影に手を振る茜雲

揺れる向日葵 見上げる光
虹を目指した雨上がり

蝶に惹かれて東へ西へ
蛍の灯りに息を呑む

過ぎ去る夏を夢に向かって
描き記した星の地図
月の向こうへ希望を乗せて
光を信じて進んでく
見上げる瞳に真っ直ぐ映る
夢見て願った流れ星



あの日みんなで打ち上げた
ペットボトルのロケットは
今も鮮明に飛んでいる
星へと変わると信じたように
ただ真っ直ぐ空へと飛んでいる

過ぎ去る夏が夢の向こうで
いつでも僕らを待っているから
どこまでも高く飛んで行こう
瞳に残した星を目指して
いつまでもただ真っ直ぐに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ポリエチレンテレフタレート

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投稿日:2021/06/08 21:47:13

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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