それは森を静かに吹き抜ける風で
夕暮れにふと訪れる凪なんだ

気に入りの紅茶に
ほんの少しだけ入れるミルクと砂糖
明りを落とした部屋で弾く
誰のためでもないギター

そんなふうにただおまえが好きなんだ
それだけのことなんだぜ
ひどく寒い日に
コートの襟をたてるみたいなことさ


いいかい
自分の気持ちが誰とどういう風に違って
どうかだなんて比べることは
意味のないことだぜ


コーヒーが存在をあらわしているとして
ミルクは渦を巻きながら溶けてゆく時間
好きな数字をゆっくりと数えたら
二人だけの時間を始めようぜ


ふわりと笑うレンズ越しの瞳
それをいつまでも見ていたいと思うオレが
どこか壊れているとしても
それは間違っていないと思うぜ


小川に浮かんで流れてゆく落ち葉
スパゲティを透かして見える白い線
空き缶を叩く雨の音
オイルライターの匂い
そんなふうにただおまえが好きなんだ
世界が反転したとしても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

“It”

背伸びしたいと思っていた思春期の少年が感じた恋は
しかし背伸びなんて関係のない、純粋なものだった

いま振り返って言葉にすると
恥ずかしいものでしかないけど
「それ」は確かにそこにあった

メガネっこが好きでした

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投稿日:2008/07/12 04:23:08

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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