きっと慣れてんだ
仕草が物語ってる
尖らせた口に指あて
意味深に微笑んだ

不穏な約束が
ぐっと心握ってる
もつれてく本能を
形に出せないまま

君のこと知らない
どこかしらが膿んでは痛んで
畏まってる何もかもが憎たらしい
弱気な殻を脱ぎ捨てたいんだ
全部全部


きっとばれてんだ
視線がそう語ってる
ざわめきが素肌滑って
真実を謳うから

奇妙な胸騒ぎが
ずっと僕を縛ってる
あの日から永遠に
言葉にできないまま

君がいる時だけ
迸る身体のメロディに
縮こまってる固い想い解き放てば
新たな僕を目撃するんだ
先の先の

君の後ろ姿
見つめる瞳が乾けど
瞬き拒みやがてうるみ一滴
占う恋の行く先求めて
頬を伝う

君が円描いた
指先は魔法の予告で
全身震え喉が薄い息を求める
逃げ場所なんてどこにもないんだ
愛の狭間

目を逸らせば壊れそうな
この関係もその微笑みも
「それでも」と踏み出す覚悟が
今を変える手がかりになるから

僕はもうお手上げ
その瞳(め)に囚われ蕩ける
理性が釘を抜いて飛んで出てく本能
奪っていいと勘違いをし始めて
僕を壊す


君が零した言葉
その真実に触れるその日まで
胸に刻むよ この揺らぎさえも
未来の答えが遠く光るなら
もう逃げない
君の魔力にお手上げ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

お手上げ

わかりきっていた結末だった

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投稿日:2025/01/31 19:43:10

文字数:572文字

カテゴリ:歌詞

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