『月、ゐとエモし』


月は、十六夜といふ
いつかの写真フォルダ
撮って、また保存したら
名はゐとエモし

夜空(よる)に掲げたレンズ
もう何も聞こえない
ただ、映えそうな夜毎に
増えるはエモし


「えっとね」って
何も決めずに
口火切って、幕も上がって
モブだらけの猿芝居

(*)
欲しがらないで 求めても無駄
有象無象な感動
本音が透けるのが
少しこわい 朝が来る
堕ちたら最後 青い匂いが
闇のように広がって
行き着けない 何処か 探し、迷い、黄昏る
エモのエも 知らないクセに


コッソリって 貸す耳もなく
言ってろ、って ホントそれな
無駄に切なくしてよ 

遠いタワーは 高い星まで
届きそう…届くわけナイ
ショコラか?キャラメルか?
そのレベルの ほろ苦さ
甘く溶けゆく まばゆい月の
影に隠れてるから
世界の片隅の 僕とキミを放っといて
逃避行の果て、のように


夜空(よる)に掲げたレンズ
もう何も聞こえない
ただ、映えそうな夜毎に
増えるはエモし

(*)Rep.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『月、ゐとエモし』

キッドPの新曲の歌詞です。

閲覧数:148

投稿日:2023/02/03 00:20:01

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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