静かの噺 魚の尾びれ
誰がために鳴動 虚の中に生えた
指がもて、指をもて
あたしの噺だ、それだけだ

砂の中で泳ぐ 嗚呼我ら忘れ路を行く
金に、銀に、鉄よりもなお
叡智を知り 人を知ろう

幽遠なる理の
中に泳ぎ生きる者
祖は歩くもの、砂を泳ぐ
彼のものは語られた、月が垂れた夢


静かの噺 魚の尾びれ
誰がための鳴動 虚の中に芽生え
指をもて、指がもて
これはただ死んだ、あたしの噺

靴を知らぬ獣 嗚呼我ら無限を行く
内と、外と、奉ろわぬ神の
魂はそこに 人であれかし

幽遠なれことを割れ
長き世を泳ぎ切れ
祖は歩くもの、砂を泳ぐ
彼のものは語られた、月が垂れた夢

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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砂を泳ぐ

彼のものは砂漠を行き
知啓に、叡智に、言葉をもたらすもの。
何故歩くか、彼のものに問えば
これは祈りだと答えた。

そんな一族に生まれた女のお話。
そんな一族であった女のお話。

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投稿日:2021/12/24 02:00:37

文字数:286文字

カテゴリ:歌詞

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