案外、浮いてるのかも
私の、足音はミュート

指先に血が、通わないのは
冷え性じゃない。存在がない?

その手であたためて。笑って頬よせて。
伏せられた記憶。褪せていく私。


だからね、無意味なのかも
(あなたに、触れたいの。そっと)

何度呼んでも、聞こえないのは
尋常じゃない、耳鳴りじゃない?

ひねられた蛇口。跳ね上がる飛沫。
静寂の叫び。穏やかな吐息。
「愛してる」言って。「愛してる」聞いて。
溶けていく涙。 透けていく私。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

透明半

過ぎたら去るだけです。

閲覧数:123

投稿日:2010/11/12 04:54:50

文字数:220文字

カテゴリ:歌詞

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