ああやっぱ僕の番なんだ
これが嫉妬の代償か
さあ行こうここからは一人で

もう何か「くだらないね」と
口にすればいいのか
ああやっぱ悲しくなるだけだ

真っ白な色を染めたくて
君に嘘を植え付けたんだ
死んでしまえば楽になると
口にするのはやめた

死にたくないよなんて
今更遅すぎる言葉が
胸を抉って心臓を突きだす
薄汚れた心情なんかじゃ
もう満たされはしないんだ
僕はただ生きてたいんだ

もう僕は死んだも同然だ
口に出すのもやめた
ああやっぱ悲しくなるだけだ

真っ黒な色に染めたくて
僕の色を混ぜ合わせたんだ
完成したんだ失敗作が
口を出してごめん

生きていたいよなんて
今更遅すぎる言葉が
胸を抉って軋轢を生みだす
薄く伸びた言葉なんかには
もう価値なんてないんだ
君とただ生きていたいんだ

死にたくないよなんて
今更遅すぎる言葉も
生きていたいよなんて
蠕動する言葉が

生きていたいよなんて
今更遅すぎる言葉が
胸を抉って全てを飲み込む
薄汚れた人生なんかじゃ
形にはなれないんだ
僕はもう生きられないんだ