夏の夜空に花が開いて二人の影を映す
君と二人で歩いた道は
今ではもう懐かしくそう思える

透き通るように細く可憐な君のその手から
伝わる温もりを感じる度愛おしくなる

夜が更けてゆく輝きは増す
これまでの二人を照らすように
伝えてないことが沢山ある
だけどもうすぐ行かなきゃさよなら…

嗚呼何で君なんだろう
答えは夏の風の中へ
いつまでもここで並んでいたい
でも時は待ってはくれない
嗚呼迷う心の先は
他人の「誰か」じゃなくて
「君」だから「好き」それだけでも伝えたいよ
この光る空が背中を押すから

照らし出された君の横顔この目に焼き付けるよ
君とここまで歩いた道を
心に刻みたくて別れの前に

嗚呼いつも君なんだよ
君しか見えてなかったんだよ
いつまでもここで並んでいたい
でも時は待ってはくれない
嗚呼夏の贈りものは
いつかの「誰か」じゃなくて
「君」だから「好き」それだけでも伝えさせて
この光る空が暗くなる前に