不可視の闇の中で
彷徨う事に慣れ過ぎて
吐気纏う事にも慣れ過ぎた
ズレ過ぎに慣れ過ぎた
手遅れだと思ったこの腐った魂

痛みの雨が降る都会の冷たさに
耐えられなくて 涙が止まらない夜
俺はただ、俺はただ
死にたくて
傷跡をひたすら鋭利に撫でて笑う

鼓膜に残る生きたいの音
鼻腔にキツい気まずさの赤
もう俺は俺すら殺せない
どうしようもない弱虫だ

不可視の闇の中で
嘯く事で堕ち過ぎた
奈落知った真似など何様だ
泥沼にまた沈む
暗礁まで辿ってもう渇いた現実

琥珀の波を抜け不快な冷たさに
触れないように 速度を早くした夜
今はただ、今はただ
見れなくて
真後ろに突き刺す視線を感じ逃げる

背中に残る凌辱の音
手足に嵌めた戒めの鎖(じょう)
まだ今も前すら向けてない
咎人の執行猶予は……

また明けちまうのか
淫らに股開く肉壷の朝
頼むから死んでくれ
どうせなら懸命に闇と交え
そして落とし子の俺を見ろ
憎悪で血の涙を流すこの俺を

姑息を齧る醜さの子
刻むは黒い道徳の裏
もう俺は俺すら外れてる
どうしようもない怪物さ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

怪物

閲覧数:76

投稿日:2011/05/12 23:06:11

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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