教室から見える白いグラウンド
降り積もる雪が隠してく
足跡、思い出に変わるの

中庭の隅っこ二人作った
とぼけた顔の雪だるま
元気かな?
春が来なきゃいいのに

キライ、キライ、キライ
この場所が ただこのまま
白く覆われ 凍っちゃえばいいのに

青い、未来、世界
そんなものまだ
今に来たって
君がいないならどうだっていいのに

ゆらりゆらりゆらり
甘くめまう 教室の空気
白く漏れる吐息
君と儚く交差する

雪のように焦りがつのる
校舎にざわめき鳴り響く

キライ、キライ、キライ
この先もただ二人で
ずっといたいと 思っているのに

きらり光る雪
このままずっと
降らなくたって
温めてくれる君がただいてよ

あの日温かいマフラー
君が巻いてくれた時 その手が
冷たい私の赤い頬にそっと触れたから

キライ、キライ、キライ
この場所が ただこのまま
白く覆われ 凍っちゃえばいいのに

淡い、甘い、期待
その気持ち まだこのまま
胸に温め 持っていていいの?

春になればすぐ
新しい 陽が
君を連れて想いが霞む

雪と共に恋が散る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪と散る (Lyrics)

閲覧数:72

投稿日:2023/02/10 16:56:22

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました