A
触れるまでもなく 気づいてしまった
熱の冷める音がして
遠ざかる気配に怯えて
B
泣いて 泣いて 泣いて
ああ、そうかって
気づいてしまった
この想いの先で 傷つく瞳に
だから、もう
S
片想いでいい 独り善がりでも
痛みにもいつかは慣れるでしょう
片想いでいい 少しつらいけど
実ることのない花でも
今は綺麗に咲いているから
A
触れたところから 色褪せていった
枯れるほど泣いた夜を
いつまでも繰り返していた
B
どうして どうして どうして
ねえ、行かないで
何度も願った
この想いを告げて 死んでしまえたら
そんな、夢
S
片想いでいい 独り善がりでも
孤独にもいつかは慣れるでしょう
片想いでいい 答えはいらない
叶うことのない恋でも
きっと綺麗に輝けるから
S
片想いでいい 独り善がりでも
痛みにもいつかは慣れるでしょう
片想いでいい 少しつらいけど
届くことのない愛でも
いつか綺麗な涙になるから
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ブクマつながり
もっと見る君の隣で見る月は
なぜだか少し滲んで見える
口惜しく思うのだ
その欠けた形も 埋められない距離も
水辺に咲いた花の色に似た
君の瞳の奥に潜む影
撫でるような風を感じて目を閉じた
頬を濡らす温もりが悲しくて
ただ、悲しくて
まだ見えない 見えないままでいい...君の隣で見る月は
ナツキ
A
そういえば 傘がないね
雨空に 目を伏せた君に
もう少し そばにいさせてよ
なんて思うだけ
B
あの日 絡めた指は
今も ここにあるのに
期待してる? うん、少しね
震える声で呼んだ...名前を呼んで
ナツキ
A
いつまでもぎゅっと 抱きしめていて
柔らかな感情も 冷たい記憶も
いつまでもきっと 忘れないで
涙流しながらでいいから 笑って
B
口下手な君のこと わかりたいんだ
何を見て 君は嬉しいのかな
何を見て 君は悲しいのかな
僕だけにそっと 教えて...君に、君に
ナツキ
A
素直じゃない 僕らの心に
小さな光が灯る
気づいたら こんなにも
大きな想いがあった
ごめんねさえ うまく言えないのに
どうすれば伝わるだろう
君のこと 君のこと
世界で一番 愛しいなんて
B...知らない、知らない、知りたい
ナツキ
A
水飛沫上げて 虹を作る君
眩しい笑顔に 一瞬で恋した
冷たいてのひら 頬に押し当てても
熱が引かない 誤魔化しようがないや
B
夏は待つことを知らない 季節だから
可愛い浴衣で 君の手を引くわ
S
花火なんてそっちのけで...君を想う夏
ナツキ
A
噎せ返るような煙草の匂い
喉を焼く酒の苦味
大人になった証だって人は言うけど
慣れないうちはまだ子どもでいられるのだろうか
そうだといい
B
些細なことでバカみたいに笑い転げた
好きだったあの子の笑顔さえも思い出せないのに
何も知らずに生きたあの日々が...夢に見ていた
ナツキ
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