律薬は割れてるグラスに注いで
燻んだ異色に微笑む操り人形
活欲に溺れる瞳はシニフィエ
微睡む慈しみは天使の声に消える

夢見たものは空虚な夜空

愛しさにはアネモネを散らす 誰かの声
瞬きは悲劇と惜別の象徴 キリストの啓示を待つ
命尽きるものはみな鎖で繋がれ息をする
寄り添うものは何もないから

現れては消えゆく灯火たちは
意識の珊瑚樹を拒み蔑む者たち
悟性のお伽噺に意味を裂いた
俯き 躓いたその先には君が

求めたものは美しさと死

探してるの イデアの欠片を見つけたくて
実存の輝きは今失われた 畜群を探してるの
アポステリオリな鏡に映るのはモノクロの意志
叫び声は誰にも届かない

苦しみに喘ぐ私 もがくほどに
シニフィアンが失われ剥がれてく
問い続けるこの私 神よどうか
祈りは虚無で静寂が騒ぎ出すの

眠りの中見つけたの 君の声
暖かく優しさに溢れてるの
もう一度会いたいと思ってたの

探したものはエデンの欠片

愛しさにはアネモネを散らす 誰かの声
瞬きは悲劇と惜別の象徴 キリストの啓示を待つ
命尽きるものはみな鎖で繋がれ息をする
寄り添うものは何もないから

この場所には生きる資格など誰にもない
物自体が語りかけてくることなど決してありはしないから
感情の副作用が縦向きに翻り堕ちる
私の居場所はどこにもない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アネモネ

閲覧数:311

投稿日:2016/08/14 14:28:54

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

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