神無月 帰りを待ちわび
いずれ寒椿が咲く
時は過ぎ行き 桜が色づく
花冷えの時はすぐ其処に
幾度想いを伝えても
五月雨時‐さみだれとき‐を過ぎ
桔梗の咲く時を迎える
幾度夜を重ね 幾度恋い焦がれ
この身を焼く想いよ
夢一夜 橋を渡る
女郎花を抱いて 水仙と知る
全てを知りながら望む 愚かさ
夜露さえ 触れさせはしない
全てを許せる君よ
この身の全て 捧げる罪よ
八十八夜は過ぎ去りて
想いは深く降り積もる
遠雷は遥かに
十六夜の闇を迎える
幾度身を焦がし 幾度泣き暮れた
この身を嘆く想い
夢一度 想いを告げ
叶わぬ夢を見る 愚かなる身よ
全ては泡と消える夢 愛しい
何も知らずに出会えていたのなら・・・
この身が裏切る想い
着飾る姿は偽りの華
艶やかな姿で想いを裏切る
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