遠い夜の向こう照らす月のように
灯りのない街
缶コーヒーさえ冷えて
冷たくなって、もう僕は独り
投げ捨てられた空き缶みたいに
この心も、空っぽになればいいのに
悩んでも、心病んでも正解がないの
夜に啼く月は雲に隠れたまま
照らしてよ、導いておくれ
いつか見た十六夜の月のように
雲の切れ間から漏れた光さえ
今の僕には、優しく見えちゃってるんだ
「一人にも慣れたよ」
「もう大丈夫だよ」
そんな独り言を
静かに聞いてくれる気がして
浸っていたのは多分
誰も消し去ってくれない
空白を埋めたかったから
また僕が迷ったときには
この心を照らし出す光よ此処に
願わくば、十六夜の月
照らしてよ、世界を全部
夜に啼く月は雲に隠れたまま
教えてよ、ねえ
照らしてよ、導いておくれ
いつか見た十六夜の月のように
照らせ
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