合唱コンクール①渡された楽譜

投稿日:2010/09/07 19:05:47 | 文字数:1,366文字 | 閲覧数:198 | カテゴリ:小説

ライセンス:

私が最近経験した合唱コンクールについて、
短く小説にしたものです。
まぁ、ミク、リン、ルカはおいといて・・・
顧問の先生カイトは、今の顧問の先生の性格そのまんまです。(笑)
「ドイツ語よめません。」って言うシーンは、
あれは・・・実話なんです。・・・本当です。②に続きます^^

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TEXT
 


「・・・・・えっとー、これ・・・今更?」

リンは自分の手の中にある楽譜をまじまじと見つめた。

横では・・・ミクの笑顔が引きつっているのが見える。
ルカはすでに気分が沈んでいる。
まるで山奥で遭難し、食料も何もない状態になった人間のようだった。

その3人の目の前では、顧問の教師、「カイト」が笑顔でたっている。
リンは怒りを通り越し、少しあきれてしまった。

その楽譜は、今から約4週間後に行われる合唱コンクールの、
自由曲で歌う曲であった。
大会は2種類あり、1つは以前に発表された課題曲、それと自由曲を1曲。
もう1つは、自由曲を2曲発表する。

ミクは怒りのこもった声でカイトに怒鳴り散らす。

「せっ、先生っ!!どうするんですか、
 大会はあと1ヶ月もないんですよ?!私達3年生はいいとして、
 他の後輩、それに臨時部員の男子達はどうするんですか!
 こういうクセは、直しなさいって去年からいってるでしょう!?」


反面カイトは、穏やかな表情で返す。
この、のん気な性格はいつ直るのだろうか・・・まったく。
リンは心の中で吐き捨てるように呟いた。
なぜこんないい加減な人間が、重要な部活の顧問に・・・。

「大丈夫、君達ならできるって。
 後輩、臨時部員も、去年より多いし、選曲に悩んじゃって~。
 で、これはドイツ語の混ざった歌詞で、
 日本語に訳せてないんだよねー。でも――――、」

気の抜けた声で喋るカイト。こちらの怒りは高まるばかりだ。


そして、カイトの驚きの発言に、3年部員全員の表情が固まる。




















「――僕、ドイツ語、まったく読めないんだよね~。」












「―――――は・・・?!」





全員口を開け、ぽかんとしている。当然だろう、
なぜならこの自由曲を選んだのは、「読めない」といった彼なのだから。
 一体この教師は何がやりたいのか・・・ふざけているのか・・・?!
全員の怒りはピークに達する。
そして、ミクがふざけるな、と言わんばかりに
殴りかかろうとした瞬間―――。





「まぁ、みんななら読めると思うからぁ~、頑張って下さ~い♪」



そして手をポムッとあわせ、
「はいっ。それでは、かいさ~~~ん。
 あ、臨時部員と後輩にも渡しておいてね~、その楽譜。」

カイトはしっかりしない足取りで音楽室から退散してしまった。
再び全員の表情は固まる。

しばらく、沈黙が続く。








「―――・・・で、どうする?これ。」

沈黙を破ったのは、ルカ。
怒りで楽譜が少しグシャっとなってしまっている。
続けてリンが口を開く。


「この期間で、こんな難しい曲・・・皆で、できるのかなぁ。
 ・・・ドイツ語。」


リンがその言葉を口にすると、ミクは再び怒りで顔が赤くなっていった。

「あの教師・・・!!人事だと思って無責任すぎる!
 あれでも顧問・・・否、指揮者なのよ?!その本人が言葉を読めなくて、
 指揮ができるわけないよ!
 あの教師、特別指揮が上手いわけでもないのに・・・。ああ、もう!」





  チッ、チッ、チッ、チッ・・・




また沈黙のときが流れ、
時計の秒針の動く音だけが音楽室内に響いていた。

仕組みが全く全然さっぱりすっきりわからなくなってしまいました。バージョンアップ凄い。
放置ばっかりでごめんなさい!!
*ピクシブはこちら←http://www.pixiv.net/member.php?id=2107499

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    えーーー!!!
    まじ!!?ドイツ語!?エヴァンゲ●オンのア●カさん!!?
    恐ろしい、それ。

    2010/09/08 21:55:42 From  初音ミミック

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    メッセージのお返し

    うん、恐ろしかった。
    あの時楽譜渡されて、正直ブチ切れた・・・。

    エ●゛ァのア●カ!?そうかも?!←

    2010/09/13 14:36:02 かたつむり

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