夜中にパソコンを閉じたあと、ふと空を見上げることがあります。
SNS運用やマーケティングの仕事をしていると、毎日たくさんの数字や文章、画像に触れます。
投稿を作り、反応を分析し、改善を繰り返す。
その積み重ねは地道で、時には自分が何をしているのか分からなくなる瞬間もあります。
そんなある日仕事を終えて帰宅したあと、ベランダから夜空を眺めていました。
都会の空なので星はそれほど多く見えません。
それでも遠くに小さく光る星を見ていると、不思議な気持ちになります。
もしかすると今見えている光は、何年も何十年も前に放たれたものかもしれない。
そう考えたとき自分たちが発信している情報も少し似ているのではないかと思いました。
投稿した瞬間に反応が返ってくることもあります。
しかし本当に誰かの心を動かす言葉は、もっと長い時間をかけて届くことがあります。
以前、かなり前に発信した内容について連絡をいただいたことがありました。
「あの時の投稿がきっかけで行動できました」
そんな一言でした。
投稿した本人はすでに忘れかけていた内容です。
それでも誰かの中ではずっと残っていて、必要なタイミングで思い出されていた。
その瞬間自分が発した小さなシグナルは、確かに誰かの宇宙へ届いていたのだと感じました。
広い銀河の中では、人はとても小さな存在です。
けれど小さいからこそ放つ光には意味があるのかもしれません。
誰かの心に届くかどうか分からなくても誠実に発信し続けること。
その積み重ねが未来のどこかで誰かを動かしている。
そう思うと日々の仕事も少し違って見えてきます。
今日もまた一つ、静かにシグナルを送る。
それがどこへ届くのかは分かりません。
けれど宇宙の大きな流れの中で、その光はきっと誰かの夜空を照らしているのだと思います。
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