指先に触れるは 冷たい熱 帯びて
背中に感じるは 秋の気配 漂う

流れる白い雲 赤とんぼの羽音
辿り着いた楽園 不意に涙零れた

そっと 耳を澄ませれば
奏でられる 虫の声
きっと うららかな日々に
誘われ 眠るだろう


ひらひらひらひらり 舞い散る紅が
ひらひらひらひらり 夏のさざめき
ひらひらひらひらり 終わりを告げて
空の澄んだ青さに 木々の色彩映える


月明かりの小道 優しく照らし出す
永遠の静けさ 闇と混ざり溶け出す

地平線の彼方 移ろい語る星
紡がれた歴史が 熱く深く浸み込む

そっと 瞬くきらめきの
降りそそぐは 金の雨
きっと 憂うこの日々を
刻の隙間 流すだろう


ひゅるひゅるひゅるひゅるり 切なき風が
ひゅるひゅるひゅるひゅるり 哀愁乗せて
ひゅるひゅるひゅるひゅるり 稲穂を揺らす
根付く大地の息吹 命の強さを知る


そっと 囁いた言葉
この世界に 恵みあれ
きっと 祝福を受けた
甘い果実 実るだろう


ひらひらひらひらり 流るる木の葉
ひらひらひらひらり 巡り行く季節
ひらひらひらひらり 水面に映る
跳ねて飛び散る雫 そよぐ さやかな調べ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひらひらひらひらり

karashi_styleさんに
曲をつけていただきました。
http://piapro.jp/t/NcpY


【テーマ】
秋 夏から秋への変化

【イメージ】
旅人が見た
どこかの田舎の風景

詞の時間の流れは
・1Aから1Sまでは昼
・2Aから2Sまでは夜
・3Bから3Sまでは朝のイメージです。

閲覧数:1,237

投稿日:2014/06/04 06:29:44

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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