なんであんなに好きだったのに
意味がわからないわ
まるで青い海に沈んでいくような
深く悲しい物語
あれは三年前のこと
不運に壊れた自転車を
あなたが直してくれたのよ
私は思った
なんていい方
彼の姿が輝いて見える
しばらくたったある時に
廊下に素敵なあの彼がいた
「同じ学校だったんだね」
彼が優しく話しかけてくれた
こんな目立たない私に
独りの私に
ああ
なんでなの
なぜ忘れてしまったの
どうやって忘れたかもわからない
彼の全てが思い出せない
そして月日がたって
彼とも仲良くなったのよ
友達がいなかった私の
たった一人の友達
なんだろうこの気持ちは
今は思い出せないんだけど
この胸がもやもやする感じ
わからないわ
でもひとつだけ
覚えてる
あれれ……
言えない
言葉にできない
ひとつだけ頭に浮かんだ
…浮かんだ
でも彼は浮かんでこないの
どうして
わからないよ
ああ。もうすぐで終わるんだね
去年私にあと一か月の余命宣告
小さいころから体が弱かったらしい
ああ、だんだん意識が
ガラッとドアのあく音
見知らぬ青年が飛び込んできて
ごめん、ごめんと泣き叫ぶ
薄れゆく意識の中
私は言ったと思う
ありがとう、あなたのおかげで…
ここで何も話せなくなった
でも最期にあえて良かった
彼の事も思い出せて…
良かった
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