窓ガラスの向こうにいる君

僕はいつも不思議に思った
窓ガラスに映る君の姿を・・・
君の姿は、鏡では見ることはできないし、他のところでも見えない・・・
でも、この窓ガラスだけしか、君は映らない・・・
僕は、そんな君に惚れてしまった・・・

“君をこの手で抱きたい。もっと自由なところへ連れてゆきたい・・・!!”

そして、僕は君を救うために、鈍器で窓ガラスを割った
しかし、割れたガラスの中に君の姿が無かった・・・

「どこにいるの・・・?」

全部の破片を探しても見つからなかった・・・
僕は破片を抱きかかえて叫んだ

「嫌だ!!君がいなくなったら、僕はどうしたらいいの・・・!!」

強く抱きしめた瞬間・・・

「・・・!!」

破片が僕の胸に刺さり大量の血が流れた・・・
血が混じった破片の中から君が映っていた
さらにはっきりと・・・

「よかった。そこにいたんだね・・・。」

そして、僕は眠りに落ちた・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

窓ガラスの向こうにいる君

テキストの初投稿。実際、小説はあまり読まないので文章がおかしいかも知れません・・・。
鏡音たちのイメージの鏡を外した作品です。(たぶん・・・・=_=;)

閲覧数:185

投稿日:2009/09/04 23:53:06

文字数:409文字

カテゴリ:小説

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