『餌食』 eziki

糸に絡まる 蝶を眺め
僕は涙を流していた
静寂の中 確かにそこに
生と死が存在することに

生は苦しみ 生は屈辱
近づきつつある死を見つめ
震える身体 抑え込むように
強く自分を抱きしめる

もう僕は自分を慈しむ
言葉さえ見つからない
もう僕は自分を慈しむ
言葉さえ見つからない

薄情な友情 僕 打ち砕く
同情の愛情 僕 追い詰める
沈黙の抵抗 広がる傷口
壊れた時計 壊された記憶

狂い 餌食 記憶 刻む
孤独へ逃避 苦痛の開放
目が見えないのか? 口がきけないのか?
感情の無い世界で僕は生きてる

もう僕は自分を慈しむ
言葉さえ見つからない
もう僕は自分を慈しむ
言葉さえ見つからない

逃れられないなら いっそこのまま
殺してほしいのに
逃れられないなら いっそこのまま
殺せ...

ライセンス

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  • オリジナルライセンス

『餌食』 eziki

いつの時代も「いじめ」は無くならないですね。
被害者がどんなに苦しんでいても、
加害者は自分が加害者である事にすら気づいていない。
加害者にとっては食事をするように当たり前の行動だから。
傍観者は客観的にそれをただ眺めている。
何もしない事は被害者に加担していると同じだ。
被害者の気持ちは誰にも分らない。
こんな状態が続くのなら、いっそこのまま...


そんな事を考えた事もある少年時代。
あの時の自分に言いたい。
今は辛いけど、その先には幸せが待っているよ。

閲覧数:170

投稿日:2020/11/12 16:25:56

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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