坂道のタイムスリップ哀愁のミュージックガラス張りにハロー心象へ透けていく

水面に風邪薬呼応して消えた空寒冷の鈴触れれば心象へ透けていく

いつからか作られた共感のない世界
暗くなった世界に泣きそうになった
傍観者を気取った誰もが振り返る仕草で終わる
優しさなんてここにはない

「今日、寒冷しました」ふいに眺めた世界は
水月を探した全景が私を奪ったって
たって？シャッター？切った？五分前の未来は
いつか描いた未来で...？拡散していく気持ちがノックして

今朝、大嫌いが吊った零になった体温に
涙で染まった時が私を嗤ったって
333ｍの距離感で眺める
私の舞台に夕闇が咲く

夕焼けのミラーステップ藍色のグラフィック
開演の音造れば拍手で答えていく

夕焼けにありがとう藍色にさよならを併用の種散らせば誰もがいなくなる

展望台から探してた君も消えちゃった
時間がすべてを変えていくから振り返っても虚しいだけ
硬く閉じた花に言葉を溶けた陽炎に影はない
思い出なんていらないのにな

「残照、誘拐しました」夕が見下ろす世界は
輪廻に煽られて君がここから去ったって
赤い朱い空も本当は青かったと
いつか伝わればいいな... 夏空に沈む水平線

今朝、大嫌いが吊った零になった体温に
涙で染まった時が私を嗤ったって
333ｍの距離感で飛び降りる
私の舞台に夕闇が咲く

前線、夕闇に染まったトンネルで
見つからないように
話しかけられないように
優しくされないように
隠れていられたらいいねって
もう1度あの日々に戻れたら...

「今日、寒冷しました」終に眺めた世界は
水月を探した悲しみが私を奪ったって
たって？シャッター？切った？五分前の未来は
いつか描いた未来で...？拡散していく気持ちがノックして

敬具、終わりを告げる宙でふらつくフレーズ
誰かに煽られてそれでもよかったって笑ったって
333ｍの距離感はセンスレス
私の舞台に夕闇が咲いた