月も、星も、余さず、あなたに。
千切り、契り、ちぎって、あなたに。

愛を、愛を、残さず、あなたに。
花を、花を、手折って、あなたに。

綻んだ服と 繕った言い訳
無意な背伸びと 飲み込んだ「愛してる」
置き去りは嫌と 風を追った君は
その風に乗って 僕を置き去ったんだ


恋も、愛も、壊せず、あなたに。
声も、時も、そのまま、あなたに。

息を、息を、止めては、あなたに。
息を、息を、私に、ください。

澄み切った夜と 沈んでく水泡
甘い涙と 擦り切れた「愛してる」
等閑の息は やがて時を止めた
止まらない針が 僕を置き去ったんだ


契り指の痕をそのままに 暗い森に隠れて
空に迷う理由を探してる 君のいない真昼は

空いた胸に問いかけて
そこに影を落とす


綻んだ服と 繕った言い訳
無意な背伸びと 飲み込んだ「愛してる」
君を愛せない それが僕の罰で
そんな事実に 僕の宇宙は死んだ

結ばせて慾しい その為の言葉も
罪だと云った 神様よ、死んでくれ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

シアン

あぁ神様、僕が何をしたというのです。


罰を受けたお話。

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投稿日:2014/08/06 13:41:38

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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