ねむりこんだ午後を
うなじに風撫ぜ
空、足が浮かび
「拾いにゆこうか」

少し外れ路、より道。
ふらりと

春の風はあまく
夏の水庭の涼や
ひねもす影の裏で見た
あめ色の味、なんて


なんか持てあました
昼下がりの頃
そら、足が浮かぶ
「声」に背中押せ

いつもと同じで、違う日。
ふるりと

秋あかねの音
冬のセミ寝息数え
たそがれ影法師に似た
糖蜜の色、かもね


ふりむき、より途。

「忘れもの」は過ぐ
ひよりの風匂い花
あまくも薫る陽越し見た
夕焼けの色、なんて

拾いゆく、「いつも」を
影の裏の陰
たなごころの日、そんな…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【salさん作曲】Four Colors【歌詞応募】

salさんの爽やかで可愛らしい楽曲はこちら!

http://piapro.jp/t/Tp5D


日常の中に、ふとした時の季節の移ろいを描きたいなぁ、と。
イメージはセーラー服の女の子が手持ち無沙汰に歩いていたら、いつも通り過ぎる路地の奥で和菓子屋さんを見つける。なんだか得意になって、こっそり秘密の花園とか秘密基地扱いしてたんだけど、ふとした瞬間の移ろいを感じてなんだかしんみりなっちゃうお話。

柔らかい音並びに、和菓子の可愛さとか季節の爽やかさとかいろいろ想像しましたが、表現仕切れなくて悔しいです。


ひらがな歌詞は後で載っけます。

閲覧数:752

投稿日:2011/05/26 18:52:00

文字数:269文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました