ツギハギ妄想論

瞼を閉じれば 少女と老婆の煩わしい笑い声が聴こえ
眠りにつく僕の隣では 道化師(ピエロ)が踊り狂い嘲笑う

喉を締めつける痛み それと同時に指先の力が抜けて
どれだけの傷を付けても消えない 醜い僕の外皮(ソトガワ)

何度も何度も 縫い付けて直して
ツギハギだらけになっても
この手を離さないでいてくれる
この温もりは一体なんなの?

現実(コッチ)に戻っておいでよって だれかの声が囁くけど
今の僕には届かない 永遠に続く妄想症(パラノイア)

すべては僕がこわしてしまった
つくりあげてきた理想郷(ユートピア)
すべては元通りもどらないんだ
僕が迷宮(ココ)から逃げ出さない限り

何度も何度も 縫い付けて直して
ツギハギだらけになっても
この手を離さないでいてくれる
この温もりは、もしかして…

現実(コッチ)に戻っておいでよって だれかの声が囁いてる
やっと僕の心に響いた 君の声は僕の救世主(メシア)

現実(コッチ)に戻ってきたんだね 君が僕に微笑みかけて
たった一言 君が僕にくれた言葉は
いつもの「おかえり」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】ツギハギ妄想論

あの頃の僕には届かなかった、永遠に続くはずだった妄想症(パラノイア)。何度も何度も縫い付けてツギハギだらけの僕を救ってくれた君がいた。
全身ツギハギだらけでも、君は僕を必要としてくれますか?
僕は君の隣で生きていてもいいのですか?

そんな想いを詰め込んでみました。
歌詞とか初挑戦なので、ご指摘などありましたら遠慮なくお願い致します。

閲覧数:192

投稿日:2015/03/09 22:21:38

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

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