見つめた水面に映る影
漂う姿 また消えかけた
掲げた掌 寄り合う蝶たちが
美しく煌めいた

ねぇ 残した時間が過ぎるまで
自分のことを愛せたなら
素敵でしょう?
きっと易しくて簡単でしょう
刻が飲み込んでゆく その日まで

動いた命の砂時計
儚く さらさらと
いつしか 最期の一粒落ちるまで
自分を愛したい
ひらり ひらりと飛んでゆく
見慣れた風花と
溶け出す雪の下 咲いていた水仙が
遺したひとつの 祈りだけ
必ず届けてくれるでしょう

見上げた空から降りる羽根
移ろう景色 ただ追いかけた
薄れた意識の片隅 ふわり
また現れた 雪月花

もう 残せた時間が僅かでも
自分のことを信じたなら
綺麗でしょう?
きっと優しくて輝くでしょう
いつかまた芽吹き出す この場所で

終わりへ導く砂時計
最期の一粒は
一際 儚く落ちてゆく
舞い散る雪の中
確かに 可憐に咲いていた

正しく 役目を果たした砂時計
季節は巡るけど 動かない
ゆらめく水面に映る影
気づけば消えていた
きらり きらりと舞ってゆく
花月の粉雪と
遺した笑顔に 寄り添う残花が
自分を愛した証なら
何より素敵なことでしょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ナルキッソスと砂時計 歌詞

閲覧数:88

投稿日:2025/03/09 10:27:07

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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