どこかに落ちてた種を 拾って歩き出した
なんとなく家に帰って 
ポケットの中 探している
あなたのいない時間 なにをすればいいの
手の中の種を握り 静かに目を閉じる

あなたの瞳に映るもの
あなたの世界を知りたくて
小さな想いの欠片 拾い集めて
世界を謳う 私の声で

この果実はどんな 色をしていくのかな
今はまだ青くても 大切に育てるよ
この果実はどんな味 今はまだ わからない
いつか実った その時は 
一緒に食べてくれますか?


この種を植えた それからしばらく時が経って
天気が荒れて シートをかぶせた
ここから雲さえ見えない
埋められた時間 何もできないの
土の中芽を覗いて 微かにまぶたを開く

あなたの世界 感じたくて
あなたの世界 わかりたくて
小さな想いの欠片 拾い集めて
想いを謳う 誰かに届く

この果実はどんな 形をしているのかな
今はみえないけど 大切に育てるよ
この果実のなまえは 今はまだ わからない
いつか実ったその時は 
名前をつけてくれますか?


もしかしたら実らずに 
枯れてしまうかもしれない でも
元には戻らなくても それが私である限り
何度でも 形にして
世界を謳う あなたに届く


この果実はどんな 形になっていくんだろ
たとえ綺麗じゃなくても 大切に育てたい

この果実はどんな 色になっていくんだろ
今はまだ未熟でも 大切に育てるよ
この果実はどんな 味になっていくのかな
どんなものが実っても 
一緒に食べてくれますか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

心の一片

閲覧数:83

投稿日:2023/06/18 10:49:44

文字数:640文字

カテゴリ:歌詞

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