いつか訪れる夢の終の中 空に吊るされた太陽
後ろ向きに歩く影 踏みつけ

「恋にわびて泣く音聞きゆる、夢の直路一人歩きて」

死に損ないのダンス 観客は何処にもいない
だけど君に見せるため ただ踊るよ
ポルカ舞う櫻 色の無い舞台を染めて
エンディングはアジタート 終幕の記憶鮮やかに飾り付け

眠り深い夜の楼閣の上 星が笑いかけて光る
硬い水面に向かい 飛び出す

「後世を願ば君に寄りゐて、現しあらず我恋ひめや」

叶わぬ四季のロンド カノンの様に移り変わって
いつか忘れ去られても ただ廻るよ
ボレロ舞う天使 切り刻んだ羽根のドレスを着て
フィナーレはモレンド ただ静かに祈りを捧げ手を合わせる

明日の記憶が消える 未来の希望が落ちる

枯れた花束は僕の世界 はら、はら 流れ落ち行く
奏でるソナタはいつの間にかリズム狂いだす
歯車のアリア 1度ズレた歌声さえ
僕の耳にはわからないほど君のつまらない言葉を聴き続けながら消えゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

しにぎわアジタート

閲覧数:109

投稿日:2015/01/02 20:42:11

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました