昨日に途中まで制作したトリュフチョコにココアかけて完成させて綺麗に箱に詰めてラッピング




ヒイトのはモノトーン、リイトとライトのはカラフルに。カイトはやっぱり青だよね







ラッピングし終わったチョコを
持ってリビングへ。ライトとリイトが鼻歌でデュエット中だった




「「ラララーラーラ♪」」


「ラーイト、リーイト」


「あ、マスター!!」


「に!」




歌うのを止めて振り向いた二人。後ろ手に隠してた箱を目の前に
差し出した




「私からチョコのプレゼントよ。ハッピーバレンタイン」


「わーい!!チョコ!ありがとうマスター!!」


「にー!にににー!」




さっそく箱をあけた二人。ライトにはホワイトチョコ、リイトにはイチゴチョコのトリュフ。




「おいしー!」


「にー!!」


「よかったー。また今度、お菓子作ってあげるからね」




喜んでチョコを食べている二人の頭を撫でて、ヒイトの部屋に行く事にした









「ヒイトー入るよー?」




ノックをして部屋に入る。この頃ヒイトは部屋で本を読んでいる事が多い




部屋に入ると、ヒイトはベッドに入って本を読んでいた




「あっ…マスター…」


「邪魔しちゃったかな?」


「いえ…全然」


「ならよかった。そうそうヒイトにバレンタインのプレゼント」





箱を渡したら驚いた顔をしてた。貰えないとでも思ってたのかしら




「…開けても、いいですか…?」


「どうぞ」




ヒイトへあげたのはビターチョコで作ったトリュフ。ヒイトは大切そうにつまんて一つ口に入れた




「どう…?」


「……凄く、美味しい…です」




ヒイトが微笑んで「美味しい」と言ってくれた。その事が嬉しくてしかたがない




「お口にあってよかった。じゃあご飯の頃にはリビングおいで?」



「はい。…マスターありがとう、ごめんなさい」





私はカチャリとドアを閉めて、
カイトの部屋へむかった。ヒイトの言葉はドアの閉まる音で遮られ消えていった




















マスターが出ていった後、俺は
寝転んで腕を見た。…そろそろ、腕も枯れてくるんだろうな





マスターには聞こえなかった、
呟くような俺の感謝と謝罪。




なにも話さなくてごめんなさい。余計な心配かけるかもしれません…でも大丈夫





美味しいチョコをありがとう。
この味は、絶対忘れないから



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた39

種っこたちのバレンタインデー!
マスターのチョコが嬉しかった様子

ヒイトは覚悟を決めたようです。ヒイトの話の続きは明日に

前のページでカイト視点です

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/02/14 20:09:37

文字数:1,073文字

カテゴリ:小説

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