※注意!!
・自己解釈です。
・何か……、酷いです…(いろいろと)
・キャラ崩壊とかあります、多分←
おkな方のみお読みください




この黄の国は午後3時になったら必ず教会の鐘が鳴る――だが、その日は教会の鐘とともに新しい生命がその産声をあげたのです。産声をあげたのは双子の姉弟――姉の名はリリン、弟の名はレン――。双子は黄の国を治める女王の下生まれたのです――



「リリン!!リリン!!」
大きなリボンをした少女が顔を此方に向けまだあどけなさの残る笑顔を見せる。
「お母様!!」
ぱたぱたと自分のもとへと駆け寄ってくる幼いリリン。
「待ってよ、リン!!」
リリンと顔のそっくりな少年レンがリリンに駆け寄る。もう、遅いじゃないの!!と頬を膨らませて怒る素振りを見せるリリン。ごめんってば、と謝り始めるレン。
女王は一度だけレンを見て、そしてまた視線をリリンへ向けた。
「リリン、今日は私とお買い物をしましょう?」
レンは?とすかさず聞き返すリリン。ぴたりと笑顔が凍りつく女王。そして目線をレンへと向けた。レンは少し慌てながら、
「い、いいえっ、リリン様!!僕は行きません」
「何で?」
「久々の女王様との水入らずに出来るんですから。僕が行っては迷惑になるでしょうし……」
それに、と続けようとしたがリリンのそうだ!!という大きな声に遮られた。
「ねぇ、レンを荷物持ちならいいでしょう?」
それなら邪魔にならないし、むしろ大助かりだわ!!と向日葵がぱっと咲いた時のようにまぶしい笑顔を見せた。ね、いいでしょう、お母様?と満面の笑みを顔に貼り付け母に同意を求める。しかし、母の口から出てきた言葉は
「荷物持ちならレオンに任せます」
そう冷静に答えた。その瞬間リリンの顔は一気に曇る。
レンはそんなリンを見て、
「戻られたら、ブリオッシュを作って待っていますので」
といって苦笑した。
その一言でリリンはまたぱっとまぶしい笑顔になり
「約束よ?絶対だからね?」
と弾んだ声で言った。
「――……はい、約束、です」
なんともいえないような辛い顔になるレン。
リリンのほうはというとふふふ、と笑顔になりさ、行きましょうお母様♪なんて言ってる。
「……別れはすんだのかしら?」
背後の茂みから若い女の声がする。レンは黙ってこくりと頷く。
若い女は茂みから出る。ピンクの長い髪に空色の綺麗な瞳をした女――名はルカ・エンジェファール。
ルカはレンが肩を震わせているのが解るとふっと笑み、優しくレンを抱きしめた。
「辛いわよね?これからは私と、私の娘――っていっても養子なんだけど――と一緒に暮らすのよ。解ってるわね…?」
レンは泣きながら再び黙って頷く。
「さぁ、いきましょう、レンくん」



ACT01:破った約束
(ごめんね、リン)(本当にごめん)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

悪ノ双子-ACT01:破った約束-

えぇっと……、巡音さんはこういうキャラでしたよね??←
ごめんなさい、よく解らないのにだした馬鹿です。
女王様の悪女っぷりをもっとだしたかったのに何故かこんなことにorz
ああ、穴があったら入って永眠したい……((ぇ

閲覧数:193

投稿日:2010/03/08 15:08:34

文字数:1,173文字

カテゴリ:小説

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