神に背いてまで生き延びたいか愚か
刹那でもこの胸に灯る光が許せない
理の風よ吹けすべてに眠りを


四角い絵画(え)の中で笑う娘の姿に
諸侯はとち狂い おざなりのこの治世
名も知らぬ女のため 恋狂うは愚か
乱世に終止符を 一人大海原を越え

辿り着くは遙か 武器も眠る様な都市(まち)
この国を貰えるのならば それも悪くはない


海風によって運ばれた 響く明るい旋律と
嗚呼、幼気可憐な王女の姿に似合わぬ魔性のその瞳
容易く崩れ落ちてすぐに恋の虜囚
どうすれば貴女の名を知られるのだろう? 

千の昼と夜を越えて既に 幾千人が敗れ去る
心優しき謎かけ姫よ 何故に敗者(ひと)の命を奪わない
そんなことだから今日も終わらないのだ 狂った宴も貴女の悩みも


「トゥーランドット」やはり違うか
「ペトロシネッラ」これでもないか
「ゼゾッラ」「タリーア」「ゾーザ」違うか
嗚呼愛しい謎かけ姫
「美しい謎かけ姫よ。貴女に敗れた男のために」
「一度だけでも美しき名を呼ばせてくれないか?」


神に背いてまで生き延びたいか愚か
切なくも、この胸に宿る光が許せない
神に背いてまで演じる君は愚か
誰よりも愛らしいその微笑みが憎らしい
理の風よ吹け 背徳の火を消せ


背徳の姫君 飛び込んだ暗闇 
海風に紛れ 歌も消え逝く
背徳の姫君 最期に笑う 愚か過ぎたこの俺を


神に背けぬまま傍ら置くは愚か
今もまだこの胸に残る光が許せない
笑う君は遙か 救えぬ俺が愚か
失って思い知る 鈍い心が許せない
理の風よ去れ 背徳の火を見る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

理の王子

噂のお姫様に求婚に来てみたら、彼女にはとんでもない秘密がありました。王女は、彼女ではなく彼。
神託から逃れるべく、女として育てられているのだと。
とんでもない失恋をした王子の葛藤ソング。


男性ボカロに歌わせたら完全にあっち系になる曲。
その辺をソフトにするためにリンちゃんに歌って貰いました。

閲覧数:280

投稿日:2011/06/17 16:45:43

文字数:662文字

カテゴリ:歌詞

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