A
 ないものねだりをする あの子
 あるもの捨ててしまう あの子

 笑い方をわすてしまう あの子
 偽物の笑いを覚えた あの子

B 
 愛されたいのに愛され方がわからない あの子
 愛したいのに愛し方がわからない あの子

S
 全てが見える目に目隠しをはめて 
 全てを比喩する口にマスクをはめて
 全て嫌な雑音に聞こえる耳を両手で塞ぎ
 声にならない 何も聞こえない 何も見えない
 さぁ これで完璧でしょうって 見えない笑顔で笑ってみせて


A
 なにもかも必要としない あの子
 持ってるもの捨ててしまう あの子

B
 本当の想いを気づきたいのに忘れたい あの子
 愛されたいのに愛される価値のない あの子

S
 何もが見えない目で誰かを見つめて
 何も言えない口で愛を口にして
 何も聞こえない耳で言葉を聞いて
 どれも叶わない 何もできない 誰にも見えない
 でも これで完璧でしょうって 悲しい笑顔で笑ってみせて

C
 幾重へもの日々
 その存在に気づいた 僕は
 その姿を掴んだ

S
 視界を遮断する目隠しが外されて
 言葉の紡ぐ口が晒されて
 雑踏を消した両手をそっと離して

 全てが見える目で世界を見つめて
 全てが言える口で言葉を紡いで
 全てが聞こえる耳で音楽を聞いて
 悲しくない 何も必要ない 君にしか見えない
 でも これがハッピーエンドだって 僕は僕に笑ってみせた


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

現実逃避の僕

思いつきだけで書いてみました

全てに逃げているもう一人の自分自身を開放したお話です

閲覧数:270

投稿日:2012/07/20 09:54:16

文字数:610文字

カテゴリ:歌詞

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