君の香り

懐かしい影に振り向く 滲んでいく瞳と
そっとかおる香りは もう君のものじゃない
違う男(ひと)に染まると もうわかっていたのに
夢からさめればまた君と一緒にいられるなんていうのは
ただの独りよがりでどうしようもなくむなしいもんだと
街の看板はただただ残酷なこの現実を照らしているさ

どうあがいてもなにも 考えられないのは
きっと君の香りが 僕の知るものじゃないから
別々の道を見て 歩み始めたのはいつ?
もう何年何ヶ月ももう数えられない月日を
かみしめて、君のことを忘れられないよ
ただの他人に成り下がった僕と君の距離は埋められない

もうきっと会うこともないんだと言い聞かせてみると
なんだか胸の奥、穴が埋まっていくような気がする
寂しさも思い出も僕はまだ抱えているけど
いつかは消えていく、そう思うとまた歩き出せる

街はまた明日のためにゆっくり帳のなか眠りにつく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君の香り

初投稿です。こんにちは。
男性ボカロが直球な歌詞をうたう妄想をしながらかきました。
別れた女性とすれ違った男の人の歌詞です。

閲覧数:69

投稿日:2013/03/26 07:56:35

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました