ここはどこ?
謎の液体に包まれているボクは誰?
「・・・ク姉!Lが起きた!」
「Lが!?」
L・・・?Lがボクの名前?あ・・・眠くなってきちゃった・・・
「あ・・・また眠っちゃった・・・」
「・・・・ホッ」
「ねえ!未来姉!Lはどうして起きちゃ駄目なの?」
「鈴ちゃん。Lは本当は男の子なんだよ。でも女の子の体つきしてるでしょ?」
目を閉じても声は聞こえる。―ボクは男の子・・・・でもこの体は女・・・
「・・・じゃあ未来姉!Lをそのまま女の子にすればいいじゃん!L・・・『レン』じゃなくて『レンカ』って名前にしようよ!」
「でも急には・・・」
「お願い!」
「・・・仕方がないわね。わかった。レンカにする」
レンカ・・・ボクの名前・・・
「・・・もうすぐ、高校生だね・・・怜」
鈴と呼ばれるその子は小さく呟いた。
今にも泣きそうなその声
もう寝よう。脳を使いすぎてはいけない。





このアンドロイドは私の双子の弟のはずだった。
無差別殺人で殺された怜。
あの銃声を思い出すだけで悲しみがあふれる。
怜は何でもできた。
私と違って、勉強も家事も何でもできた。
あ、でも運動神経は私のほうが上だったっけ。
私は怜にひそかに恋をしていた。容姿、性格に私は惹かれていった。
でも、私たちは姉弟。
結ばれるはずがなかった。
それでも、少しずつ惹かれていった。
でも、その恋が一瞬にして終わった。


銃声とともに。


私の恋は怜と共に消えていった。
未来姉はそんな私を見て父に頼んでアンドロイドを作ってもらった
でもそのアンドロイドは怜によく似た金髪のかわいらしい女性だった。

あれ?なんで涙が・・・・

怜のこと考えてたら涙がでてきちゃった。
でも、このアンドロイドは怜じゃない
だから名前を付ける
怜の華みたいなその姿
怜華と

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機械とキヲクの小さなオト

レンカ・リン「レンを殺した人表出ろ」
雪葉「レンカちゃんレンの事が好きなのね・・・」

閲覧数:226

投稿日:2012/03/08 20:39:35

文字数:765文字

カテゴリ:小説

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  • しるる

    しるる

    ご意見・ご感想

    そか!w
    雪葉ちゃんのとこのミクは、天才科学者的なんだねw
    今頃、気づいたよww

    2012/03/10 11:36:54

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