静寂を生み出す雨音が
心の温かさを教えてくれるまで
目を閉じていたいんだ
水溜まりの上に寝そべって
静けさを肌で感じていたいんだ

ねえカサンドラ
バースデーソングの後のように
祝ってくれるかな
ローソクが溶け出す前に
一本残らず吹き消すから
そっと フっと
だって きっと
起き上がったら沈み込んでしまうから

騒音を生み出す雑踏が
心の外側に出て行ってくれるまで
目を開いていたいんだ
自動ドアの前に立ち塞がって
騒がしさを背後で感じていたいんだ

ねえカサンドラ
バースデーソングの後のように
祝ってくれるかな
ローソクが溶け出す前に
一本残らずかき消すからさ
そっと フッと
だって きっと
起き上がったら沈んでしまうから

吹いて消える蝋燭の火に
怯えるようになったのは
いつだったろうか
この火を消せば
あの日の笑顔を
くれるのだろうか
ねえ ねえ 

ねえカサンドラ
バースデーソングの後のように
祝ってくれるかな
ローソクが溶け出す前に
一本残らずかき消すからさ
そっと フッと
だって きっと
起き上がったら沈んでしまうから
だから フッと
だって きっと
沈んでしまったら起きられるから
さようならだよ カサンドラ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

カサンドラ

命の火を消す時とバースデーソングの後のケーキの火を消す時は元となる感情が違うだけ。

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投稿日:2022/05/22 16:27:18

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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