大きく開けた窓に
街の音が届く
まだ 馴染みのない声がする
何もないこの部屋に
吹きこんだ風を
ひとりめの友達に数えて
知らない道の 名前を探して
今日はひとりで 出かけてみようか
一枚の地図と きんいろのコイン
靴紐を結んだら
歩いてゆこう 歩いてゆこう
透明な風を連れて ずっと
路地を抜けて 線路を越えて
木漏れ日をくぐり抜けたなら ほら
聴こえてくる 異国の歌も
つま先にのせたままで 歩いてゆこう
夕焼けに急かされて
坂道 駆けあがる
もうあかりの灯る市場へ
呼び声に誘われて
慣れない笑顔で
たどたどしく名前を呼んだら
知らない人を友達へ変えて
ふしぎな音の 聴きなれた言葉
ビニールの袋 手と手を渡して
明日からこの道を
歩いてゆくよ 歩いてゆくよ
どこまでも風を受けて もっと
開いてゆく 扉を押して
街灯をいくつくぐったら ほら
見えなかった ほのかな夢も
手のひらに手繰り寄せて 歩いてゆける
空の高さも 花の香りも
駆け抜ける靴の音も ここは
私の街 どこまでも行こう
遠くまで行けそうな日差し ほら
開いてゆく 次のページへ
向かい風抱きしめたら ここで
歩いてゆこう ずっと先まで
後悔を空に託したら ほら
扉を押して 夢を辿って
靴紐は解かないで 歩いてゆこう
Step(仮)
ゆうさまの曲(http://piapro.jp/t/gvv3)への応募です。
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