「月が綺麗ですね」って
今なら 言える気がするのに
今に限って君はいない
長い長い 「今」に限って


「月が綺麗でした」つて
カコの話に したくない
「綺麗な空が 見えました」って
今じゃそれすら 言いたくない


空の彼方に 隠された思い
1つも見付けず 僕は過ごすんだ
星の1つに 託された思い
1つも見れずに 僕は過ごすんだ

見過ごすんだ


君が僕にくれた 沢山の星
宝石があるなんて 思いもしなくて
君が僕にくれた 沢山の星の
意味を見過ごし 僕はいるんだ


「月が綺麗ですね」って
今なら分かる気がするのに
今に限って 雲が邪魔で
停滞前線の予報があるんだ


「月が綺麗ですね」って
今ならしっかり分かるのに
「月が綺麗でした」って
あのとき何も知らなかったの


〈転〉
生憎 僕には
情報が 無くって
文学少女(ロマンチスト)の 君の
言葉に ついていけてなかった


君の話すことが
僕には新しすぎてて
本当(ほんとう)ごめんなんだけど
今も分からないの

今も知りたいの


今も 探してるの
〈間奏〉

「月は綺麗ですね」
〈止〉

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

beginning of mining

初回作成日: 2016/08/14 20:21
生憎こんな僕には 宝石鑑定なんて出来やしなくて
「月」に貰った「原石」を 未だ(いまだ)ストックしてるんだ
今度 数日開けた日に
1つは握り出したいな
そうしたらまた 伝えるから
「ワードマイン」の 始まりだ

閲覧数:160

投稿日:2016/08/20 21:56:27

文字数:480文字

カテゴリ:歌詞

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