星空を眺めて 涙を流す
やがて呟く言葉も無くした

波に掻き消されたと 言い訳ばかりしていてばっかで涙は消えない
心は潰れそうで悲鳴もあげれないまま
フワリ漂っている泡沫も 消え...

海から見上げた星々たち 私の記憶に刻まれ
戒め、閉じた願いは
喉奥から出てはこなくて


憧れは隠して 嘘を取り巻き
思いを造り闇に堕ちてく

地に着く足を望んで 哀れなものと知っていても願いは消えない
深く沈む体が嫌でとても悲しくて
あんな近そうで遠くにある 夢...

伸ばす腕は空回りばかり 重く圧し掛かる現実
涙伝う叶わない夢
ゆっくりと枯れていく声



声捨て 叶った願いは絶望に変わってしまい
愚かな人魚は何を思う…

「こんなはずじゃなかった」と嘆く
それこそが無意味で愚か


叫び出せない声はきっと届かないと分かっているのに
雨が全てを掻き消すようで 黒も流されてしまえば…

海色涙 刹那に消える

全てが嘲笑っていたね



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海色涙


seven-upさんの音楽が素敵で歌詞を書かせてもらいました。
http://piapro.jp/t/9Ao2

人間に憧れた一人の人魚。
夢を見すぎた人魚のお話。

閲覧数:158

投稿日:2012/03/25 00:22:36

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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