miyo

Ａ
歪んだ視界に　目をそらす弱虫
消えてくみたいに　怖がる今に
こんなの望んでないから　ねえ
暗がり独りぼっち　寂しいな
Ｂ
繰り返し繰り返し
泣いて逃げて叫んで　きっと
おかしいくらいの世界は
どうして認められているの...

Ｓ
崩れ去る現実
そっと見据えたのは
きっと全て無いんだ
Ａ
思考回路　お祭り騒ぎ
ぐるぐるぐる　何が本当？
繋ぎ合わせの意味
それは　気まぐれに離れた
Ｂ...

A
　good bye
　my honey
そっと笑ったピエロは
　本当なのか分からぬまま
きっと君も分からないだろう
　そう笑うのも無理かもしれない
B
貴方は雨のように冷たいのね
「ああ、そうだよ。」...

A
片足立ちで　喜んでくれるのかい
丸いボールにグラリグラ
（笑）作ってみたのさ
B
パンパンパパン
手拍子　さんはい？
会場の笑い声　僕は笑い者
君は笑っているのかい
S...

Ａ
澱んだ空虚　冷たく歩いた
アスファルトに唾吐きつけて
「こんなもんか」と呟いた
Ｂ
冷めた瞳で見据えたのは
否定された真実だけだった
ため息は白く消えた
Ｓ
言ったんだ　私の否定を...

A
青々と染まる
平凡な今日のこと
雨がポツリと堕ちて来た
それが終わりの始まり
B
少しずつ増えてく
雨と共に募る
胸の奥の不安感
「大丈夫だよね」...

Ａ
泡沫(ほうまつ)にかける声
ただの音となって
消えていく
ああ、届かない…
Ｂ
散らばる髪は　寂しげに舞う
冷たい水は　悲しく包む
灯りは水面(みなも)に浮かぶ
揺らめいた灯火...

Ａ
虚空に染めて
フラフラと彷徨うには
まだ翼が未熟みたい
Ｂ
フワリ髪ゆらりと
仰ぐ風に微笑んだ
少し寂しく飛べば
誰か見つけてくれる?
Ｓ...

ずっと疑問だった。
意味が分からないと思いながら日々生きていた。
空は広く深く、
海は大きく静かに。
ちっぽけな私を嘲笑うみたいに音は震えた。
小さい二本足で
私は今日も生きていく。...

この地球(ほし)に生まれた僕
退屈に過ごす日々
闇に染まればいい
皆（みな）には分からない
邪(よこしま)な‘気'が渦巻いている
妄想だと罵るなよ
これはホントの事なんだ
どうして誰も信じないんだ！
外に出ればそこはもう
負の感情溢れる...

突き刺す光と影
無口な闇に溺れ
心が解(と)けてく
そっと問いかけた
「貴方は何を探しているの」
ニヤリと歪んだ唇
手をかざした先に怯え
虚無と哀と見つめた両目は…
震えだすカゲロウに
呟いたただ独り...

Ａ
塞ぎ込んで俯いてた
世界は何色
見えない見ないで
逃げてばっかで
笑えちゃうわ
Ｂ
瞳に映る影に問うよ
「君は笑うのかい？」
微笑み、逸らして...

塞ぎ込んで俯いてた
世界は何色
見えない見ないで
逃げてばっかで
笑えちゃうわ
瞳に映る影に問うよ
「君は笑うのかい？」
微笑み、逸らして
震える瞳
僕は　足元見てさ...

崩れ去ってく　今この刻
叫べもしない
黒く歪む　心にまた
苦痛に嘆く
酷く歪んだ世界の中で
ただ１つだけ見えた幻
青ざめた空　伸ばした腕が掴みたいもの…
儚く揺れる蜃気楼見て
心、苦しいと弱く吐いた暗闇
誰も救えず...

闇に光る瞳が捕らえているのは　
暇な猫のための娯楽だけしかない
さあ、楽しみましょうか
ネオンに輝く街を徘徊しながら「とぅるりら」歌って
真っ黒な服に身を包んで
しっぽをフリフリ誘って
愛されていると感じさせてあげるわ
ただの幻想だけれど
飽き症な私を飽きさせないでくれる
そんな人は居ないのかしらね...

星空を眺めて　涙を流す
やがて呟く言葉も無くした
波に掻き消されたと　言い訳ばかりしていてばっかで涙は消えない
心は潰れそうで悲鳴もあげれないまま
フワリ漂っている泡沫も　消え...
海から見上げた星々たち　私の記憶に刻まれ
戒め、閉じた願いは
喉奥から出てはこなくて
憧れは隠して　嘘を取り巻き
思...