Ａ
歪んだ視界に　目をそらす弱虫
消えてくみたいに　怖がる今に
こんなの望んでないから　ねえ
暗がり独りぼっち　寂しいな

Ｂ
繰り返し繰り返し
泣いて逃げて叫んで　きっと
おかしいくらいの世界は
どうして認められているの
誰も教えてくれないのね

Ｓ
茜色は遠い向こう側に沈んだ
「追いつけない？」　笑っていた
長い回廊は　無限に続いた

Ｃ
絵画世界のように　彩り綺麗？
そんな事無かった　不安色(ふあんいろ)ただ一色(いっしょく)
避けたい涙は　切り裂かれたの

Ａ
グレーの世界に　灯(ともり)現れた
ちぎられた命　拾い集めた
開かれた瞳
暗がり２人ぼっち　暖かい

Ｂ
掌の温もりに
離れないで　言葉は出ない
曲がった世界　憂鬱
咲いた棘　心　突き刺す
流れる紅は　とても綺麗で

Ｓ
黄色の笑みからは　少しの不安を見た
「私も良い？」　不適な笑み
不気味な世界　少しの光

Ｃ
「私と一緒にいよう」　誘惑の言動(ことば)
差し出された手と　貴方色それ一色
消えた黄色は　偽物みたい

Ｓ
落書きは動いて　「寂しい」とつぶやいた
「私はここ」　見つけたの？
子供の思想は　素直すぎたのね

Ｓ
騙してた秘密は　表舞台に出された
「違うんだよ」　震えていた
長い悪夢から　火は燃え盛るの