A
終わればもう他人事
脱皮のように剥がれてく
焦がれるなら再生を
生きるってのはそんなこと

B
晴れた空に傘を差すのは
大事な心守るためなのだ

S
息をする息を吸う
世界なんて変わらないから
息をする息を吐く
何度だって消えたくなった

息をする意味を知る
未来なんてこないのかもな
息をする息をする
傷を撫でて夜明けを見るまで

A
気まぐれなら笑い事
その日暮らしに猫じゃらし
脳天気な脳みそも
削り続けた果てのモノ

B
枯れた花を保存するのは
傷んだ過去も愛してたいから

S
息をする息を吸う
止まるのさえ怖くなるから
息をする夏を這う
溶けてしまえいっそこのまま

息をするただ藻掻く
突き動かす影も知らずに
息をする生き急ぐ
夢の果てで星に届くまで

B
昨日の次の駅辿るのは箒星
喉奥満たすには一機じゃ足りないかも

S
息をする息を吸う
世界なんて変わらないから
息をする息を吐く
それだけしかわからないから

息をするまた藻掻く
元の形戻れないから
息をする塗り変わる
はじめまして繰り返し言うよ