青空を憧れた少女 仰げば風になびく
あとに咲く種もなく 遊ぶ草木の音色

赤い夕日眺めるだけで 開かない扉の前
明るい未来ってやつが 頭を離れないな

黄色の花が君を浮かばせ 気にしすぎな意味の果てに
聞き入れば軋ませる 秘密基地ももうないや

灰色の雲が吐き出しそうな 心溜まりに愛を重ねて
排他的に解を求めた 入っては出ていく哀しみ

緑になった街 見てくればかり気にして
円も縁もないよ 身を投げて夕暮れ

桃色の桜が揺れて もうどうでもいいなんて
文句を言ったって 盲目なまま持たざるもの

橙の灯籠揺れる だいたいは分かっていたんだ
再開も果たせぬまま 抱いた跡ももうなく

紫がかる空に疑い 暗闇の中抜け出して
札付きの人生の中で 無駄死にだけはできないな

忘れたいこと忘れたくないこと
色々ないまぜの感情
全部真っ白に染めてくれ
陰の一つも残らないほどに

出会った人となくした人
色々薄れていく愛を
何色に染められたら
僕を僕と呼べるのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彩て散る

閲覧数:29

投稿日:2022/04/15 18:52:54

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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