街の中 ひどく枯れた花のように
ありふれて散らかっていた影は
恐れている私の回る視界を
沈むように、また黒く染める

私の中に針のように 深く刺さった欠片は
確実に縛り付けて 形を変えている

望んだまま 歩いてきた
今もまだ 求めている
残ったまま 鎖のような部屋で
動けない


空の中 消えゆく雲のように
いつの間にか消え去っていた光を
そこまで辿り着けたなら
昔のように、また取り戻せるのかな

宙に浮かぶ空気のように 何もなかった透明
目指したのは混ざる色で 黒く染まっていた

望んだまま 歩いてきた
求めたのは今か夢
前に見た 不確かな確かを
越えて行けたなら


望んだまま 繰り返してきた
この体の爪と傷痕

終わらせることができるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

PAST

閲覧数:87

投稿日:2010/08/31 22:57:36

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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